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かさばるブログ

とある大学生の読書録です。

『「いい質問」が人を動かす』谷原誠 (#2)

昨日壊れたスマホを何とか直しました。あんまり寝てません。

2冊目です。

前回は内容が盛りだくさんで長くなりましたが、次回以降はもう少し短くなる予定です。

「いい質問」が人を動かす

「いい質問」が人を動かす

 

購入日:2016/11/29 読了日:2016/12/05

何をこの本から得ようとしたか

自分の問いは「なぜ?」に偏重しがちだと常々感じていたので、 それ以外の問いの作り方を知ろうと考えて手に取った。

誰がこの本を書いたか

谷原誠(たにはら・まこと)


谷原誠弁護士インタビュー

弁護士。明治大学法学部卒。1991年司法試験合格。とある裁判で自らが独りよがりの弁護を行なっていたことに気づき、人を動かすための質問の重要性を知る。

140字以内で要約すると

質問には相手の思考を方向づける力がある。この力を上手く使って質問できるようになれば、情報を思いのままに得ることはもちろん、自分をコントロールしたり、人をその気にさせ育てることもできる。つまり、質問する力を身につけることは、人生で成功する力を身につけることに等しい。(132字)

面白いと思ったポイントは

  • 5W1HのうちWhyだけは注意して使う必要(∵相手の答えに論理性を求める)
    → 他の形(残りの4W1H)に変換する
  • 「好意の返報性」相手から好意を持たれるとこちらも好意を持ってしまう
  • 相手が質問してきたら、その内容はすなわち相手が興味を持っている話題である。
  • メラビアンの法則」質問者の見た目や表情、仕草などの視覚情報や、声の速さ、大きさなどの聴覚情報のほうが、その質問の内容自体よりも聞き手に大きな影響を与える。
  • 人間が動くプロセス:感情(欲求の発生)→理性(行動の正当化)

他人から意見を押し付けられるときは、ただそれに反発したいがために損得を度外視することがある(p.115) 

 

  • 他者を変えたいなら、まず自分を変えなければならない。

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば人は動かじ。

話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。

やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。

(連合艦隊司令長官 山本五十六の言葉 p.172)

  • 偉大な成功者に共通する行動法則
     ①目標を設定する(何を犠牲にして・いつまでに・何を達成するか)
    →②行動を起こす(どうやって目標を達成するか)
    →③成功するまでやり抜く(どうしたらもっと上手くやれるか)

どのようにこの本から得たことを活かすか

案の定というか、Whyの質問はあまり多用すべきではないことがわかった。

他の疑問詞の形に変換できないか、という視点は自分の中であまり意識していなかったので、自分で変換するように意識していく。

「好意の返報性」については何となく聞いたことはあったが、本書はその中身を改めて認識する機会となったので、頭に入れておきたい。

その他雑感

最初から本文のところどころがマーカー風に黄色で強調されていて、若干うるさく感じました。

想像していた「質問術」的な話は第1章だけで、第2章以降はそれらをどのように現実で生かせるか、というものでした。

第5章「議論を制する『いい質問』」の部分は期待していたのですが、内容的には議論というより「討論」を制する感じで、やや期待はずれでした。

最後の第6章は安い自己啓発書感を助長している気がします。

それ以外の章についても目新しいところはあまりなく、自分としては再確認という形で読み飛ばしました。

結果的に2時間少々で読み終えました。上のポイントを見て特に目新しさを感じなければ、読まなくてもいいかなと思います。

 

ちなみに、実は元々新書で出たものの改訂版だったりします。

人を動かす質問力 (角川oneテーマ21 C 171)

人を動かす質問力 (角川oneテーマ21 C 171)